現代では、テレビだけでなく、パソコンやスマホでも動画視聴などでインターネットを日常的に利用する方が多いため、Wi-Fiを飛ばしたりと自宅の通信速度は非常に重要です。
その中でも、最も速く安定した通信を提供するのはNURO光やソフトバンク光やeo光などの光回線です。
これらの高速回線を利用すれば、自宅で家族がそれぞれ別の動画を見ていても、高速で快適なインターネットを環境を実現できます。
光回線はフレッツ光を利用した「光コラボレーション」の事業者も含めれば、日本で何十社も光回線を提供していることになります。
その中から私達は自分が好きな事業者のインターネット回線を選べるのですが、戸建ての方は好きな光回線を選べるので良いでしょう。
しかしマンションの場合は、いくら高速で料金が安いからそれにしたいといっても、自由にインターネット回線を選ぶことができません。
下手したら、古いマンションだと光回線が通っていないマンションもあるでしょう。
ですから、これからマンションへの引っ越しを考えている場合は、光回線が導入されているかどうかを事前に調べておくことが大切です。
マンションに光回線が通っていない場合は、そもそも建物内に設備が導入されていない可能性があります。
光回線を利用できるようにするためには、マンションの管理人に連絡して建物の共用部に設備を導入し、そこから各部屋への配線を引かなければいけません。
その後は、光回線を利用したい部屋に光コンセントを設置する必要もあります。
建物に光回線が引き込まれていないマンションやアパートなら、個別に戸建対応をして貰う必要がありで、電柱から部屋まで光ファイバー線を引き込む開通工事が必要です。
特別に戸建て対応になるので、光回線の月額利用料は割高になります。
ですから、これだと月額費用が安いというマンション住まいのメリットが生かせません。
なので、光回線は諦めて「SoftBank Air」や「ドコモhome 5G」などのホームルーター、「ワイマックス」などのポケットWi-Fiを利用するというのも一つの方法でしょう。
また、個別に光回線の開通工事をして貰う場合でも、工事期間は1か月以上かかることになるケースが多いので、利用開始の予定日に合わせて余裕を持って計画しましょう。
光回線が通ってないマンションの2つの見分け方
これから引っ越しする予定のある方は、以下の方法で光回線が使えるマンション(アパート)なのかどうかを見極めましょう。
不動産の管理会社に物件について質問する
引っ越し先で光回線を使用したいと思っていたのに、いざ引っ越しが完了してから、「ネットが契約できないマンションだ!」と発覚するかもしれません。
そうならないためにも、物件探しの際に不動産会社や管理会社に光回線の導入状況を確認しましょう。
物件を契約する前であれば、不動産会社に問い合わせをすることができますし、契約済みであっても管理会社に確認することができます。
光回線が導入されている場合は、物件で利用できる回線サービス名を事前に確認することができます。
または、もしも自分が利用したい特定の光回線が既に決まっているある場合は、その光回線が契約できるのかどうかも確認しておくと安心でしょう。
光コンセントがマンションの壁にあるか内見で確認する
一般的に、光回線が導入されているマンションの各部屋には、光ファイバーケーブルと光回線終端装置を接続するための接続口であります。
壁を見れば一目瞭然ですので、内見時に確認しましょう。
以前の入居者が光コンセントを設置している場合は、再利用することで新たに開通工事をする時間と手間を省くことができます。
ただし、マンションの部屋の壁にたとえ光コンセントがあったとしても、共用スペースから各部屋までケーブルが届いていないというレアなケースもあるので、念のためマンションの管理会社に確認をしておくのが無難です。