IIJmioひかりと楽天ひかりを速度など5項目で比較しました。

光回線

人気の光回線である「IIJmioひかり(アイアイジェイミオ)」と「楽天ひかり」を5つの項目で比較してみました。

この2つのインターネット回線は、初年度の料金が大幅に割引される事から、比べられることも多いです。

今回は、光回線を契約する際に知りたい「1.月額料金」「2.速度」「3.初期費用」「4.キャンペーン内容」「5.会社の信頼性」を徹底比較しています。

中立な立場から両社の良いところ悪いところを包み隠さずお伝えしていきます。

これからどちらを契約しようかと迷っている方の参考になれば幸いです。

「IIJmioひかり」と「楽天ひかり」を5つの項目で比較しました!

1.月額料金比較 1年目、2年目以降にかかる月額料金で比較しました。
2.速度比較 インターネットの回線速度で比較しました。
3.初期費用比較 契約事務手数料や工事費用で比較しました。
4.キャンペーン内容比較 お得になるキャンペーン内容で様々な角度から比較しました。
5.提供会社比較 サービス提供会社の信頼度で比較しました。

上記の5つの項目で、IIJmioひかりと楽天ひかりを比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。

「IIJmioひかり」と「楽天ひかり」を月額料金で比較!

IIJmioひかり 楽天ひかり
1年目の料金(マンション) 660円※6か月間 1,980円※1年間
1年目の料金(戸建て) 1,760円※6か月間 3,080円※1年間
2年目以降の料金(マンション) 4,356円 4,180円
2年目以降の料金(戸建て) 5,456円 5,280円
契約期間の縛り 2年 2年
契約条件 特になし 楽天モバイルとセット契約すれば1年目は無料

mioひかりも楽天ひかりも1年目はマンション・戸建て共に月額料金が大幅値下げされます。

また、楽天ひかりは楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)とセット契約すれば、初年度の月額料金が無料になります。

mioひかりの方は契約条件などが無いのは良いですね。

では、1年目にかかる合計料金を比較してみます。

mioひかりの場合は、マンション住まいの場合660円×6か月+4,356円×6か月=30,096円、戸建て住まいの場合1,760円×6か月+5,456円×6か月=43,296円です。

楽天ひかりの場合は、マンション住まいの場合1,980円×12か月=23,760円、戸建て住まいの場合3,080円×12か月=36,960円です。

つまり、mioひかりを契約するよりも楽天ひかりを契約した方が、1年目に関してはマンションも戸建ても6,336円安くなるという計算になります。

それに加え、2年目以降の月額料金もmioひかりの方が約200円ほど割高なので、月額料金の面では「楽天ひかりの方が安い」ということになるでしょう。

楽天モバイルを契約しても良いという方は、さらに1年目は月額料金が無料になるので、楽天ひかりの方が圧倒的にお得です。

「IIJmioひかり」と「楽天ひかり」を速度で比較!

IIJmioひかりと楽天ひかり共に「光コラボレーション」と呼ばれる、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光回線を使用しています。

ですので、規格上の速度は相違ありません

IIJmioひかり 楽天ひかり
使用回線 フレッツ光 フレッツ光

最速の通信規格IPv6なので、オンラインゲームだろうと、Amazon Prime Videoなどの動画視聴だろうと、快適にインターネットを利用できます。

フレッツ光なので、サービス提供エリアも全国対応です。(※一部離島除く)

IIJmioひかりや楽天ひかりの速度が遅いと感じる3つの理由

ただ、これらの光回線で、「速度が遅い」という口コミや評判を見かけることもあるでしょう。

特に利用者の多い楽天ひかりの方にそのような口コミが目立ちます。

 

速度が遅いと感じる理由はいくつかあります。

まず一つ目の理由としては、フレッツ光は利用者が全国にいるので、光コラボで利用している人を含めると全国に契約者がたくさんいます。

画像参照:RAKUTEN光

ですから、夜の時間帯などはインターネット回線が混雑しやすく、通信速度が遅くなることもあるわけです。

居住者の多いマンションなどでは夜に回線が込み合うこともあるでしょう。

 

そして二つ目の理由は、IPv6接続対応のルーターを利用していないというケースです。

楽天ひかりは高速のIPv6通信なのですが、そのIPv6接続を使用するためには、それに対応するルーターが必要なのです。

別途、NECやバッファローなどのルーターを購入しなければいけません。

ルーターがIPv6接続非対応のものや、古い規格のものだったりすると、楽天ひかりの速度が遅いと感じる結果になります。

 

3つ目の理由は、マンションなどの建物の配線方式です。

マンションなどの集合住宅の場合、建物にインターネット回線が敷かれています。

共有部分から各部屋へと回線を引き込んでインターネットを利用するのですが、この配線方式で通信速度が大幅に変わります。

配線方式は「光回線方式」「VDSL方式」「LAN方式」の3通りがありますが、築年数が古いマンションだと、光回線方式に対応していません。

そのため、そのような古いマンションではVDSLやLAN方式の配線方式をとっているわけですが、これらだと速度が最大100Mbpsしか出ません。

そうなるとIPv6通信である価値がなくなりますので、楽天ひかりも「極度に遅い回線」になってしまいます。

「IIJmioひかり」と「楽天ひかり」を初期費用で比較!

IIJmioひかりと楽天ひかりとで、契約にかかる初期手数料で比較してみました。

IIJmioひかり 楽天ひかり
初期登録費 880円~3,300円 880円~1,980円
工事費(戸建て) 2,200円~19,800円 2,200円~19,800円
工事費(マンション) 2,200円~16,500円 2,200円~16,500円
時間や曜日指定 夜間(17:00~22:00):
(通常の工事費用の合計額- 1,100円)×1.3+1,100円
深夜(22:00~08:30):
(通常の工事費用の合計額- 1,100円)×1.6+1,100円
12,100円~33,000円

初期費用に関しては、IIJmioひかりと楽天ひかりで大差はありませんでした。

同じフレッツ光回線を使用しているわけですから、工事にかかる費用も同じということですね。

上記表のように、開通工事の希望日や時間帯をするかどうかによって、かかる工事費は人によって前後するでしょう。

「IIJmioひかり」と「楽天ひかり」をキャンペーン内容で比較!

契約するなら、何か嬉しい特典がもらえたり、お得に契約したいものですよね。

そこで次に、IIJmioひかりと楽天ひかりのキャンペーンを比較してみました。

IIJmioひかり 楽天ひかり
スマホとのセット契約割引 月額660円割引※6か月間 月額無料※1年間
その他 WEBサイトリニューアルキャンペーン開催中

共に、光回線の提供だけでなく、格安SIMや格安スマホを提供する会社です。

ですから、格安スマホとセットで契約してくれたお客様には、光回線の月額料金を割引するキャンペーンを行っています。

特に楽天ひかりは、マンション・戸建て共に1年目は無料になるのは嬉しい特典でしょう。

その他に、IIJmioひかりはWEBサイトリニューアルキャンペーン開催中です。(※2023年1月時点)

3つのキャンペーン特典が用意されています。

  1. 月額料金3,696円割引(6か月間)
  2. 初期費用0円キャンペーン
  3. huluチケット1か月分プレゼント

このような内容です。

ただし、1つ目のキャンペーン特典は常時行っているもののようですから、冒頭の価格表に反映済みです。

ですので、ここで特筆すべきなのは、契約手数料などの初期費用が無料になることでしょう。新規契約か乗り換えかで異なるのですが、最大3,300円が無料になります。

3つ目のhuluチケット特典も、映画が好きな方には喜ばれるでしょう。

無料トライアル分と合わせると、合計2か月間huluが無料で見放題になります。

「IIJmioひかり」と「楽天ひかり」を会社の信頼性で比較!

最後に、IIJmioひかりと楽天ひかりを提供している企業の信頼性を比較してみました。

IIJmioひかり 楽天ひかり
会社名 株式会社インターネットイニシアティブ 楽天モバイル株式会社
所在地 〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム 〒158-0094 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 楽天クリムゾンハウス
設立 1992年12月3日 2018年1月10日
代表者 鈴木幸一 三木谷 浩史
従業員数 連結4,355名 単体2,461名 4,621人(2022年1月1日現在)

楽天モバイルの設立年度は比較的新しいですが、楽天の100%子会社ですから楽天と考えて良いでしょう。

そう考えると、知名度があるのは圧倒的に楽天ひかりでしょう。

しかし、かつてのテプコ光のように、楽天モバイルが突然光回線サービスの提供を停止する可能性も考えられます。

現に、ホリエモンこと堀江貴文さんは、「楽天のモバイル事業は近いうちにダメになる」と警鐘を鳴らしています。

楽天モバイルがダメになった連鎖で、楽天ひかりもサービス休止になることも想定できますから、大企業が提供しているサービスだから安心ということは全く言えないでしょう。

「mioひかり」をおすすめの方はこんな人!

  • 格安スマホを利用したい人
  • セット割引縛りが嫌な人

mioひかりの詳細はこちら

「楽天ひかり」をおすすめの方はこんな人!

  • 楽天モバイルを利用したい人
  • 格安スマホを利用したい人
  • 1年目の利用料を抑えたい人

楽天ひかりの詳細はこちら

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は人気のインターネット回線「IIJmioひかり」と「RAKUTEN光」の違いを5つご紹介してきました。

初年度の月額料金が割引されるのでこの両者で比較する方は多いのですが、実はこの2つ以外にも1年目に大幅割引が適用されるインターネット回線があります。

詳しくは「【2023年最新】光回線おすすめ10選を人気の20商品から比較!」こちらにまとめましたので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

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